東京都内で保育園の園長先生としてお勤めの小林久美さん。
子育てコンサルタントや心理カウンセラーとしても活動されており、
さらに新しくベビーシッター事業も立ち上げるとのこと。
今回はママプロコミュニティのライブ配信インタビューで、
保育に対する想い、ご家族のこと、これからの夢についてお伺いしました。
子育てコンサルタントを始められたきっかけは？
ママプロコミュニティでのインタビュー
「私の場合、保育園に勤めていますけれども、本当はもっと
お父さん、お母さん、子どもに寄り添う保育をしていきたいというのがあって、
違う方法で子育ての応援がしたいとずっと考えていました。
そんなときにお誘いいただいたのがこの子育てコンサルタントだったんです。」
子育てコンサルタントは子育て中のお父さんお母さんに寄り添い、
親子の育ちあいを支援するプロフェッショナル。
一般社団法人ひといくで研修を受け、認定試験に合格された方は
子育てコンサルタントとして活動できます。
保育士、看護師、管理栄養士、小中学校の先生、キャリアコンサルタントなど、
国家資格をお持ちの方が集まり活動されています。
2023年8月8日に衆議院第一議員会館行われた
「第3回全国親バカ大会」を運営するのもひといくです。
東京ベイビーカフェでも「全国親バカ大会」へ取材に行かせていただきました。
子育てコンサルタントとして活動して良かったなと思うこと
第3回親バカ大会の様子
「まだ子育てコンサルタントになったばかりで、
大きなイベントは「第3回親バカ大会」が初めてでした。
子育てコンサルタントの先生方の笑顔と元気、パワー、やる気がすごくて
前向きな先生たちの中にいると自分が元気になってくるのを感じます。
みんなで同じものを目指して、受け入れてもらい意見を聞いてもらいながら
楽しい活動をしています。」
久美先生は、「研修が終わるころには、みんなきれいになるんだよって言われた」そうです。
実際、「全国親バカ大会」でお会いした子育てコンサルタントの先生たちは
キラキラした笑顔で来場者を迎え入れてくださいました。
前向きな仲間と充実した活動をされているのが伝わってきます。
ご自身の子育てのお話を聞かせてください
久美先生には、28歳、25歳、24歳、19歳の4人のお子様がいらっしゃいます。
一番下のお子さんが1歳の時に離婚を経験。
時には自宅の電気が止められてしまったり、お金の面では大変なご苦労もあったようです。
「子どもたちの担任の先生や市役所の方、ママ友のサポートに救われました。
”ご飯が作れなかったらお惣菜でもいい。でもお皿に盛り付けなさい。
たったそれだけのことだけど、そうしたら子供はぐれないよ。”
と市役所の方に言われ、その言葉が今も響いています。」
久美先生は幼稚園の先生としてお仕事されているときに、
お弁当が白いご飯とキャベツの千切りだけだったお子さんに遭遇したそう。
それでもおいしい、おいしいと食べる子どもの姿に、
ちゃんとお母さんの愛情を感じてるんだなあと実感されたそうです。
ご飯を一緒に食べること、お惣菜でもひと手間をかけること。
そういうところから子どもはお母さんの愛情を感じるのですね。
今後の夢や展望を教えてください
久美先生が監修した手作りの布絵本
「私の夢はママカフェのような、ご飯を出せるレストランを作ることです。
その隣に託児所を作って、子育て相談とか交流ができる。
”お子さんはこっちでご飯を食べさせますからゆっくりどうぞ、お昼寝もしていいですよ”
みたいなカフェを作りたいですね。
幼稚園の先生や保育士だけではなく、
離婚したのちは飲食業にも20年ぐらい携わったという久美先生。
「保育士のお母さんがいい」とお子さんたちに言われ現在は保育の現場に戻られました。
久美先生の夢は、これまでの久美先生の集大成のようにも感じられます。
子育てを経験して想うこと
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「今、親からの虐待が本当に多い。
誰でも子どものことを愛せないと感じたことがあると思うし、いらいらすると思う。
でもそうなる前に、ぜひ相談してほしい。
怒らないでも叱らないでも子育てはできる方法はあります。
子どもの命もお母さんの心を守るためにも、ぜひ相談に来てください。」
久美先生ご自身もずっと後悔しながら子育てをしてきたので、
他のお母さんにもそんな後悔をしてほしくないという想いがあります。
新しく立ち上げるベビーシッター事業は対象年齢が0～15歳。
お父さんお母さんに寄り添い、子どもと一緒にお母さんの帰りを家で待つ。
久美先生だからこそ提案できる子育てのカタチだと感じました。
今回のインタビューには、子育てのヒントがたくさん詰まっていました。
子育てで行きづまったら、心が苦しくなったら、
ぜひ久美先生に相談してみてください。
久美先生、お話を聞かせていただきありがとうございました！
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